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2010年10月

2010年10月28日 (木)

黒潮菊花賞

2010/10/29(金) 高知第10R ダート1900m
ダービーグランプリ指定競走 楽天銀行協賛
第14回 黒潮菊花賞
 

今年も黒潮菊花賞の時期がやってきました。
高知の3歳戦線もここで一区切り。

しかし、今年は例年になく沸々と湧き上がってくるものがあります。
なんたって、「ダービーグランプリ指定競走」なんだもの!
ここを勝った馬が水沢で勇姿を披露するかも、と考えるとワクワクしてきますね。

さて、そんなオマケもついた今年の黒潮菊花賞の予想にまいりましょう。

◎7番ナロウエスケープ

今年の黒潮皐月賞馬で黒潮ダービー2着。
4月に高知転入後、ついた黒星はその黒潮ダービーのみ。
現在の高知3歳世代では圧倒的な実力を誇るナロウエスケープが絶対の本命。
正直、何が原因で黒潮ダービー負けたのか、外野席からではサッパリです。
展開で勝ち馬に前を行かれたこと、という推察もできるんですが・・・
そのラインで考えれば、初の1900mに戸惑ってペースを上げ損ねたのか?
今回はすでに経験した1900mで、さらに前走一般格では最長コースのマイル戦を逃げ切って後続に5馬身差つける勝ちっぷり。
ハナを切る馬が他にいるかがキーになりますが、黒潮ダービーの轍を踏まないように、積極的にハナを切って強気のペースで運べば押し切れる器だと思います。

というわけで相手探しの一戦。
前走転入緒戦を5馬身差でちぎった4番ファンドリアスカ。
転入後4連勝、ナロウエスケープとは半分兄弟(父ストラヴィンスキー)の5番コスモグレイス。
黒潮ダービーをフロック視すると痛い目を見るかも8番モルフェキープオフ。

直前転入組の評価が高くなりそうで、1番ワールドヘリテージなんかも人気しそうなんですが・・・
まいーごに乗り替りということで容赦なく切ります(苦笑)

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2010年10月 8日 (金)

高知競馬、あいかわらず危機、か・・・

高知競馬一時中止の危機 (高知新聞 2010/10/07) 

というわけで、知っている人は知っている、知らない人は知らない高知競馬のお話。
高知新聞HP上の記事だけだと、何が何やらなので、知ったかぶってひとつ書いてみようかと思いまして。
(内部事情などにはまったく通じていない一ファンではありますが)

危機の内容というのは、一部馬主の所有馬が今年4~9月にかけて出走できなかったこと。
レース編成も一苦労。
中には実力馬もいたために、少頭数のレースの上に強い馬たちのぶつかり合いといったものが減少して、レースの面白さが損なわれたんでは、と。

紙面記事から時系列コミでどういうことが起こっていたのか書き出すと

4月 馬主14人が馬主協会を脱退
5月 県競馬組合、脱退馬主からの出走申込を拒否
?? 脱会馬主が高知地裁に出走権の確認を求める仮処分を申し立て
9/22 高知地裁、出走権を認める仮処分
9/26 協会馬主、競馬組合に「出走拒否」文書通告
9/29(27?~) 十河副知事、馬主協会幹部達と調整、なんとか説得

先週10/2・3の高知競馬の開催は相当な綱渡りだったようで。
副知事もお疲れさま。

で、もうちょい詳しく見ていくと、まず脱退馬主さんの脱退理由が
●毎月一定額以上の飼料は馬主協会を通じて購入する
●出走ごとに馬主協会に相互扶助金2千円を納める
●等々

のような馬主協会内の取り決め(これらが明文化されているかどうかは不明)に不満がある、ということの模様。

脱会馬主さんたちは、そういったところを嫌って馬主協会やーめた、んですが、高知県競馬組合が
●「馬主協会員の所有馬しか出走できない」という慣例
に基づき、出走申込を受理しなかったわけですね。

で、なんだバカヤロウといった感じで裁判と。
まあなんちゅーか、明文化されてない「慣例」が根拠では競馬組合の主張が認められるはずもなし。
晴れて脱会馬主さんたちは10月からのレースに愛馬たちを出走させることができたのでした、めでたしめでたし。
だったらよかったんですけど・・・
そうは問屋が卸しませんで。
協会所属馬主さんたちが、「A調教師の管理馬とは一緒に走らせねー!」と。

なぜA調教師(ぶっちゃけるとサイガ正衆w)が出てくるのかというと、脱会馬主さんたちはA調教師に預託している人ばかり。
紙面でもそこまで書いてないし、Webを検索しても具体的な内容は出てこないので詳しくは分かりませんが、どうも脱会騒動を主導したとまでは言わなくても、相当に関与していた模様。
そこが根っこのA調教師外しのようで。

競馬組合も大変ですね。
馬主間の揉め事なんですけど、明文化されてないルールとはいえ、いつもどおりに業務をこなそうとしたら裁判沙汰になって、出走馬揃えるのにてんやわんや。
結果としてマイルールは引っ込めざるをえなくなったけど、秋からは出走頭数の悩みはマシになると思ったら、今度はもっと多くの出走馬が足りなくなりそう、だなんてね。
強いて言えば、5月時点で「慣例」をどうにかする余地はあったかと思いますが。
どうするかはともかく、10月まで引っ張るような事態は避けられたかも。
とはいえ、仮処分申請があった以降は、態度を変えればそれが即脱会馬主の主張を丸呑みする羽目になった可能性が大なわけで、そういう意味ではこの半年手足を縛られていたのかもしれません。
それに、協会馬主の動向を見ても分かるように、じゃあ脱会馬主さんでもOKですよと即断すれば、やはり協会馬主の反発が考えられたわけで。
少なくとも、短期間で解決する手段を高知競馬は持っていなかった、もしくはその余地は小さかったと考えられます。
ホントに苦しまれたことだろうとお察しします。

と、これまで書いたように、ワタシ個人は基本的に「馬主間の問題」と捉えています。
高知競馬が一番責任が重いという事案ではないと考えます。
そこで、ネックとなった馬主協会の取り決めについてちょっと考えてみますけど・・・

●毎月一定額以上の飼料は馬主協会を通じて購入する
「毎月一定額」というのがどういう定義なのかにもよりますが・・・
多分、まとめ買いで安くあげましょうってことなんでしょうね。
だとすると、この規定はさほど問題視するほどのこともない気がするのですが・・・
脱会馬主さんの中にはもっと安い飼料を調達できる人がいるんでしょうね。
南関東にも馬を持ってる人とかだと、そっちのルートで入手できるんでしょうし。
あるいは、「みんな一緒」の飼料よりも、独自に調達する栄養満点の飼料を使いたいということなのかもしれません。
飼料の「質」が問題だとすると、思い当たる節もあるんですよ。
ハルウララ騒動と前後して、高知競馬を取り上げたテレビ番組があって、詳しいことは覚えてないんですが、その中で菜の花を刈ってきて飼料に混ぜて使ってる、というのがあったんです(菜種油とか食用もあるので、栄養付加のためと思われます)。
当時と今では事情が違うと思いますが、お金を出せない状況は大差ないとすれば、少なくとも他場と比べていいものを使ってるという可能性は少ないでしょう。
そして、その「他場」がメインの馬主さんから見ると、改善したいけど馬主協会のルールが邪魔をする、ということなのかもしれません。
また、馬を預かる立場からもこの点に関しては調教師が関与する理由があるのかもしれません。

●出走ごとに馬主協会に相互扶助金2千円を納める
馬主協会の運営状況を詳しいとこまで見ないと「この2千円」が妥当かどうかサッパリ。
そういう意味では、内部にいた馬主さんたちには「これは不条理」という判断ができるのかも。
ただ、外野席からでも推測しておくと。
競馬組合も含めてのお金の使いみちにもよりますが、重賞等副賞で「高知県馬主協会会長賞」というものが存在しています。
ざっと確認したかぎりですが、黒船賞と高知県知事賞にはこの副賞が付加されています。
この副賞が存続するとすれば、脱会馬主さんたちは仮にこれらのレースを勝ったとして、納めるものも納めずに貰うもんだけ貰ってヒーロー気取りかい?という見方もあるのではないでしょうか。

いろいろ書きましたが、とりあえずは副知事の調整もあって各馬主の意見・要望は出てきたと思われます。
これをどうやって取りまとめて、そして円滑な運営につなげていくのか、高知県競馬組合、馬主協会、脱会馬主の相互の努力に期待したいと思います。
ちなみに競馬組合の方は、ひそかに出走手当をつけていますが・・・(相互扶助金以上の額)
全部見るのめんどくさいんで、実は別のどこかが削られてるかも(笑)

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